2017-02-23 第193回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第2号
さらに、二〇一四年には、そのトンネル工事になる南アルプスはユネスコのエコパーク登録をされており、約十年という長きに及ぶ工期の中で、このエコパークの地域内に大量の残土が発生する。リニア新幹線の建設工事が、エコパーク登録十年ごとの定期的検討へ悪影響を及ぼすのではないかという自然保護団体からの声も出ております。
さらに、二〇一四年には、そのトンネル工事になる南アルプスはユネスコのエコパーク登録をされており、約十年という長きに及ぶ工期の中で、このエコパークの地域内に大量の残土が発生する。リニア新幹線の建設工事が、エコパーク登録十年ごとの定期的検討へ悪影響を及ぼすのではないかという自然保護団体からの声も出ております。
本地域においてリニア中央新幹線を整備することにつきましては、環境影響評価の手続におきまして、平成二十六年六月、環境大臣から、本事業の実施がユネスコエコパーク登録申請地としての資質を損なうことがないよう、事業実施に際しては関係地方公共団体と十分に調整し、その意向を尊重することとの意見が出されております。
これも御承知のとおり、南アルプスはエコパーク登録もされております。そこで発生する残土の問題であり水脈の問題であり、そのようなことが本当にエコパークの理念に沿うのかどうか。
大臣も今、自然豊かな地域を通るということ、その辺も感じられたということでございますが、今回のリニア中央新幹線、南アルプスを貫通させるという計画になっておるわけですが、まさにその南アルプスが昨年の六月にユネスコのエコパーク登録承認をされました。
私、地元が山梨県でございまして、空港はないところではございますが、富士山の世界文化遺産登録や、昨年六月には南アルプスのエコパーク登録承認と、近年、観光客は非常に増加しておりますし、これからもどんどん受け入れ体制を整えていきたいというふうに地元でもなっておりますし、私自身も非常に関心があるということでございます。 さらに、二〇二七年にはリニア中央新幹線の開通の予定も決まっております。
地元にとっては、せっかくのエコパーク登録が取り消されかねないという心配の声が出ています。 そして、静岡で最も懸念されているのが、県の南北を走る大井川の水量減少であります。 環境アセスでも、大井川の水量が毎秒二トン減少する可能性があるとしております。毎秒二トンというのは、大井川下流に位置する七市六十万人の水源と同じ量であります。
これに関連して、南アルプス山系、エコパーク登録間近ということになっておるわけですが、同時に、私、先ほども言ったように、地元山梨県、もう一つ、待望というか願望というか、山梨県民も大変望んでおるリニア中央新幹線、この中央新幹線、予定が発表されたわけですが、まさに南アルプスに及ぼす影響ということが大変懸念をされております。 私、実はまだリニア新幹線に試乗もしたことがないんです。
これらを踏まえて、昨日、国土交通大臣に提出した、中央リニア新幹線に係る環境影響評価書への環境大臣意見におきましては、水環境の保全や発生土による自然環境への影響防止について十全な対策を講じることのほか、本事業の実施がエコパーク登録申請地の資質を損なうことがないよう、関係自治体と十分調整し、その意向を尊重することについて述べたところでございます。
また、静岡県では六月にユネスコエコパークの登録が迫っていますが、JR東海はユネスコエコパーク登録は阻害しないような計画というふうに示していますが、県の担当者は、それは見解の相違だと、こういうふうにも言っております。各県知事の意見が評価書に反映されていないことへの不満というのが次々に出ています。